クロッキー振り返り（100日目）

クロッキーを描くようになってちょうど100日目が終わったので、初日からこれまでを振り返ってみます。描く際はRKGK.ORGにお世話になっていました（ありがとうございます

1日目

YouTubeを見ていて、自分もやってみるかと思い立って始めた初日のがこれです。

そして当時のメモがこちら。

足が枠に収まらない
時間がマジ足りん
原寸大は残してない（縮小した
胸まじわからん

クロッキー自体は以前やったことがあったのですが、何かやり方を意識しているとかはなく、このときはとにかく見たままを描いていました。
今ではクロッキーは見たまま描くわけではないと知っているのですが、当時は「90秒じゃ描ききれる気がしない！」と、次の日から2分でやるようになりました。
その2日目は以下で、2分でも別に描けんなって感じではあったのですが、ここからはほぼ同じ条件で描くようにしました。

25日目

1月も終わる頃、25日目のクロッキーがこちらです。

ここまでの間が一番悪戦苦闘していた気がします。「描き切るためには迷い線を描いている時間はない！」とか「模写じゃなく、感じたイメージを描くんだ！」とか自分なりに考えていた跡が残っていました。そのせいなのか、このあたりのクロッキーは今の見ても悪くはないなーと感じてしまうので、成長の実感には利用できないもどかしさも感じています。

あと、1月の中旬に使っていたPCのマザーボードがお亡くなりになったので、新しくPCを組み立てています。故障中はiPadで描いたりしたので、その辺りから環境とペンの情報を入れるようになりました。また描いていた時間帯で出来不出来が変わった気がしていたので、大体の時間帯もメモで残すようにしています。

50日目

迷走していました。

「イメージを描くのであれば、線1本でも表現できるのでは？」と棒人間を最初に描いて基準にするようになったのがこの頃なのですが、描き切るために線を減らすと言っていたくせに線の量を増やしているので、表現しきれなかったのを覚えています。ただ、最初にシルエットを捉えやすかったのも覚えています。
（感覚でラインオブアクションみたいなことをやってたんですね、当時の自分）

この後は、「線を途切れさせず、もう全部描いたらいいのでは？」ということもやっていたりしました。

このあたりは会社も辞めてて無職を満喫していたので、描いている時間もフリーダムですね。

75日目

4月から京都芸術大学のイラストレーションコースに通い始めたので、クロッキーも砂糖ふくろう先生の授業で勉強するようになりました。
この日のは、授業の内容を思い出して、胴体から描いてみて、いややっぱなんかバランス掴み辛いと頭から描く描き方に戻しています。
（この頃まではほぼずっと頭のアタリから描いていました）

この授業でクロッキーはAddするアートだとか、ラインオブアクションという考え方があるとかを初めて学んで、目から鱗が落ちっぱなしでした。
特に、絵は自分のイメージを伝える線を描けばいいんだと気付かせて貰えたのが、とても感動的で、いつも絵を描きながら漠然と感じていた「絵って何を拠り所にして描けばいいんだろう」というモヤモヤが晴れて、救われた想いでした。
「後はもう描いて上手くなれるところまで上手くなればいいだけなんだ」って。

実はこの振り返り中に気付いたことでもあるんですが、その答えに一度は自分でたどり着いているんですよね（本文中の太字箇所）。でもヒトから言われるまで腑に落とすことができなかったようなので、自分に必要なイベントがどこに転がっているのかはわからないものだなと思いました。

100日目

そして100日目のクロッキーがこちらです。
上手くなったかどうなのかは正直よくわからないです🙄
ただ今は、どんなポーズでもあまり物怖じせずに描き始められるようになったな、とは感じてします。

この日のタイムラプスを見ると、1本の線を最初に描いてから、胴体を基準に描いています。
以前は頭からじゃないとアタリが取れなかったのが嘘みたいです。
ただその分、以前より頭身が短くなりがちなので、今はそこに課題を感じていたりします。

まとめ

100日目記念に今までを振り返ってみました。
日付からもわかるように毎日クロッキーをやっていたわけではないのですが、うまく習慣化できたので、クロッキーが負担に感じることはなかったです。むしろまた絵を描くのが楽しくなってきたので、やるようにしてよかったなと思っています。
ただ、アウトプットが面白いほど変わったとは感じないので、この記事がコンテンツとして面白いかはなんともです。

クロッキーはこれからも続けてくので、振り返りも定期的にしようと思うのですが、一気にやると書くのが大変だったので、これからは月1くらいで軽めに振り返っていきたいです。